033672 ランダム
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ゆうたんの秘密基地

ゆうたんの秘密基地

その声。

輝かしい光を横目に見た
気付かないフリはできない
そうそれは美しく

前か後ろか
進もうとする足を止め
ワタシは上を見た

黒と光のちょうどアイダ
写真の中に閉じ込めてしまいたかったのは
美しいモノとその声


ガラスの靴が見つけられなくて泣いた光の下
ガラスの靴が見つかったと思って泣いた光の下
ガラスの靴、サイズが合わなくなって、泣いた光の下。


あの声。
アルバムに閉じ込められない

「きっとその目は綺麗なものを見てる」

そう言ってくれた声はもう聴こえてはこないんだね
言葉は残ってるけれど
声は
そうその声はもう残ってはくれてないんだね


遠い、遠い、冬の出来事。
それは、それは、きっと綺麗な出来事。


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